~『けんたろう』のマイブログ~ TOP >
Amazon

八羽の鳥、半分の象

八羽の鳥、半分の象。

イッキュウサン、9時の喜び。

足に蚊が、「よして」る。幾夜千眼。

その夕暮れと呼ぶには、少しまだ早いお盆過ぎの17時。

大きな少年と小さな少年、そして口笛吹とイヌが通り過ぎた。

まだ生きているらしい。

小さな少年は同じ色と口にする。

関連記事
スポンサーサイト
[ 2017/08/18 18:06 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

T八の旅

T八の旅。

フォントならセンチュリー。

A-tkhcは、A-bk東南北も桶。

雨模様にピアノ、個の性か類の性か。

いずれにしても佐賀ではない。

白い象は、キッチンの炊飯器の裏。


関連記事
[ 2017/08/15 17:50 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

喫茶店

「ロイヤルミルクティー、ホット」駅前喫茶店。

テーブルの上ゴールドのガスライター、誰かさんの忘れ物。駅ナカの喫茶店。

ぐっしょり汗かきグラスの中、氷の解けたミックスジュースは、飲み残し。



関連記事
[ 2017/08/14 08:52 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

930円

 「930円」。

人類史上、最も美しくそれでいて、優れて、この上なく均整の取れた価格は存在しない。

売り手も買い手も、あるいは代理店や仲介業者、果ては傍観者も含めたありとあらゆる人が納得してしまう価格、

それが 「930円」。

地球上のすべての価格が「930円」だったら、きっとあらゆる問題は解決されるに違いない。

なぜなら、「930円」は、時代や洋の東西にかかわらず、

人類史上最高難度を誇るとされてきた問題をこれまでに解決してきたからだ。

そして、その件数たるや天文学的なものになる。

私もその星の中の一つに過ぎない。

夏場に飲用するペットボトルのコーヒーの内容量も偶然930mlらしい。




関連記事
[ 2017/08/12 09:25 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

滲んだ「円周上の2点に関する命題」

「円周上の2点に関する命題」という文章。 

それは、万年で書かれたものだろうということは、用紙から容易に推測できた。

それもインクは、水溶性。ところどころ液体がかかり文字が滲んでいた。

「円周上の2点に関する命題

円周上にA,Bという異なる2点が存在し、

運動の質は概ね似ているが若干の違いがあるものの、

ともに円周上で反時計回りという同一方向性を持って運動している。

A,Bはそれぞれ意思を持っており、AはBに追いつこう(Bを捕まえるあるいは触れる)としている。

A,Bの間には優劣が存在する。

このとき、

(以下、数行インクの滲みが酷く判読できない)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」





関連記事
[ 2017/08/11 08:21 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

「アセミズタラシテ、」、そのあとの言葉

アセミズタラシテ、」

受話器の向こうの声は、そこまではハッキリと聞き取ることができた。

アセミズタラシテ、」

と受話器の向こうから聞こえた男の少しカタコトの言葉の続きを遮ったのは、

金網の向こうの滑走路を飛び立ったジェット機の轟音だった。

アセミズタラシテ、」

と受話器の向こうの男が話したとき、ジェット機が頭の真上を通過したのだ。

受話器を当てていない方の耳を手で塞ぎ懸命に受話器の向こうの声を拾おうとした。

ジェット機の轟音は、徐々に遠退き既に消え去っていた。

電話も既に切れていた。

轟音の中、懸命に拾った音の記憶を慎重に紡いでいた。

アセミズタラシテ、」は、「汗水たらして」なのだろうか。

汗水たらして、クロズキノコガヒット・・・ベンツが・・・」

「苦労好きの子がヒット・・・ベンツ(ベンチ)が・・・」

あるいは、

「黒好きの子がきっと・・・ベンツが・・・」

それとも、

「黒頭巾の子がピット・・・ベンツが・・・」

受話器の向こうの声は、何と言っていたのだろうか。

紡いだ音の記憶は、いつまでも曖昧に耳の奥に残った。

KUMO運ぶ風の強い暑い2017年夏の出来事だった。

座りの悪い立ち方をする毛虫の日焼けした背中の赤味も既に失せ、背中には数本の棘が刺さっていた。

棘の先端は、濃い赤色で花でも咲いているかのようだった。

それにしてもKUMAじゃなくてKUMO?

関連記事
[ 2017/08/08 19:38 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

ナットの相棒最後の日のこと

「ドン!!」

ハムの日になる6時間前。

2017年は、「トンテキ」だった。

そして、ハムの日になって2時間後、白い象は水浴びをした。

ナットの相棒最後の日のことだ。

関連記事
[ 2017/08/06 05:32 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

白い3本線

白い3本線は、既に遥か眼下に。

そして、それは、既に白くはなかった。

黒い髪は、既に遥か上空に。

そして、それは、既に黒くはなかった。

魚は、ジーンとハリス。

3つの音達。

関連記事
[ 2017/08/04 11:39 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

雀戯

たけしと住宅団地の坂道を上っていた。

「俺は眠りたいから店番頼むな。」

「どうやればいいか分からないよ。」

「大丈夫。即席麺に湯かけて200円、トッピングのタマゴも200円、それだけだ。」

その夜、バイパスの高架下にあるたけしの屋台で店番をした。

翌日、二羽の雀が大樹で戯れていた。

一羽は、地表に張り出した根の上で、

もう一羽はその1メートル50センチほど上のデベソのような節の上で。

あの日、地球がけっつまずいてすっころんだ。

地面は揺れて海の水がこぼれた。

北に北極はなく、南極は南にない。赤道も横に走らなくなった。

それでも二羽の雀が大樹で戯れていた。

その上に空があり、その下に地面がある。

すっころんでも引力だけは、変わってない。

その夜、二つの棘を持った実が落ちた。

関連記事
[ 2017/07/22 18:49 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

干しシイタケとタケシ

彼は、マスクの中で口が開き涎が出ていることに気付いた。

連日真夏日の続く7月、アルミテープで浴室に軟禁されていた。

小窓は開いていたが、扉は閉ざされており、隙間から流れ込み指を微かに撫でる外気が冷房のようにさえ感じられた。

 干しシイタケが、弾力を取り戻したのは、その翌日、7月18日のことだった。

ちょうど、奇妙な少年が登場したころ、

割きたての鮭の腹から飛び出した白子のように、瑞々しくふっくらとしたシイタケに戻ったのだった。

9こそないが、悪くない数字たちだと干しシイタケはその数字に好感を持った。

そしてこの日、干しシイタケは、やっとタケシを理解した。

登場した奇妙な少年の名前は・・・「タケシ」ではない。

指使い、腰のくねりに、足の動き・・・「タ・ブ・フゥ」・・・「タ・ケ・シ」。

関連記事
[ 2017/07/18 18:44 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)
Windows デスクトップ
ヤフーモバゲー
カテゴリ
プロフィール

けんたろう

Author:けんたろう
けんたろうのマイブログへようこそ!

ブロとも申請フォーム
記事ナビ2 新着+関連エントリー
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ブログ
771位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
215位
アクセスランキングを見る>>
フリーエリア
恋人が出来るための方法
リンク
QRコード
QR
カテゴリ