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ラーメンと半原人

今日は、ぴったし32分。

と言っても、13:32だから18:32のちょうど5時間前ということになる。


ところで、3人で食事をするのは随分と久しぶりのことだ。

随分と久しぶりのことだが、食事をする店は昔とあまり変わっちゃいない。

鶏がらベースの醤油味のスープにチャ―シューとナルトにシナチク、それとネギののっかった中華そば、いわゆるラーメンだ。

ラーメン屋を後にした3人は、1台の車に同乗してそこから10分程の距離あるショッピングセンターへと移動した。

立体駐車場の2階に車を停め、まるでトンネルの出口のように明るい光を湛えたショッピングセンターの通用口へと向かった。

疎らに配備された蛍光灯の灯りだけが灯る駐車場は、昼間であるがゆえに寧ろ薄暗さが強調されていた。

2人は、ショッピングセンターに入ってすぐののところに設置されてある少し厚みのある大型の自販機の前のスツールに腰を下ろした。

何をするのか様子をうかがっていると、そのうちの1人が声に入れを手に、大型の自販機の前に歩を進めた。

そして、もう1人に

「何にする?」

と尋ねた。

「トンコツ」

と、ぶっきらぼうに返事が返ってきた。

「じゃあ、俺、味噌いっとくわ」

自販機の前の男が気だるく言った。

「お前は?」

と、尋ねられたが、上手く状況が呑み込めずに戸惑っていると、スツールに腰掛けた男が、

「あっ、お前、初めてだったかな?」

「この自販機で即席の袋麺を買って持って行くと、それでスパゲッティ作ってくれる店がこのショッピングセンターにあるんだよ。」

「なるほど・・・」

何となく状況は把握できたような気がしないでもないのだが、今度は別の疑問に戸惑っていた。

(さっき、15分ほど前にラーメンを食べたばかりで、なんで即席の袋麺(ラーメン)をスパゲッティにアレンジしてもらうんだ?しかも2人とも何の躊躇いもなく。)

(自分の疑問や躊躇いが正しいと思いながらも、2人の言動を目の当たりにすると、なんだか自信が揺らいでくるから不思議である。)

しばらく会わない間に2人の胃袋や満腹中枢に変化があったのか、自分が人類の進化のようなものに乗り遅れてしまった半原人にでもなってしまったのか・・・。

「俺、腹いっぱいだから今回はパスしとくわ。」

その言葉が口をついて出てくるまでの時間が途方もなく長いものに感じられた。

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[ 2017/09/21 18:21 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

炊飯器のアラームが鳴ったは、18:12

炊飯器のアラームが鳴った。

つまりは、御飯が炊けたということだ。

炊飯器のアラームが鳴ったは、18:12。

つまりは、18:32のちょうど20分前ということだ。

やはり今日も・・・。

「あれほど18:32まで待てと言われていたのに・・・」

「ヒャックシンッ!!」

また間の抜けたくしゃみがどこからともなく聞こえた。

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[ 2017/09/20 18:24 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

進言を嗅覚

「ヒャックシンッ!!」

また間の抜けたくしゃみがどこからともなく聞こえた。

「あれほど18:32まで待てと言われていたのに・・・」

進言を嗅覚した。

ゆみさんの歌声だった。

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[ 2017/09/19 20:48 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

賛成と昨今でカクレンボゥ

台風18号が通り過ぎた朝、雲一つない淡いブルーの空が広がり、朝陽が隣家の壁にしっかりと反射していた。

テレビでは、まだ大雨警報が表示されていた。

「ヒャックシンッ!!」

何とも間の抜けたくしゃみがどこからともなく聴こえ、

連休中というだけでさえいつもよりも静かなうえに、

前日が時折雷を伴ういつもよりも騒がしい台風だったことも手伝って、より一層静けさが際立っていた朝の街に響いた。

賛成と昨今でカクレンボゥ。

9/18の話。

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[ 2017/09/18 16:19 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

本流支流とフライフィッシングの老人とえり子とえり・・・

「台風の日に河川に近づくな。」と言われている。

僕が朝、大河を見に行ったのは、まだ台風16号が遠くに位置していたが朝から雨模様の9月16日のことだった。

2つの大河は、もちろん1級河川だろうし、それがどちらも本流で支流だなどと疑う余地などどこにもなかった。この日までは。

大河を見に行った僕は、南川(別称・ジョニー)と青々とした青春時代の十代ように雄々しく勢いのある川の存在と、

それらがこれまで本流であると信じて疑わなかった2つの大河の本流であることを知った。

その時、僕の頭の中には、脈々とした河川線図のようなものが無限につながり時空を越えるように広がっていった。

自分の知識の崩壊と新しい事実の突然の登場に関しては、驚くほどすんなりと受け入れられ、

信じて疑わなかったことに裏切られたといった失望感のようなものは、不思議と僕の中にはなかった。

その日の昼食は担々麺。カップの。

面を啜り終えた僕は、冷凍庫から御飯を取り出してレンジでチンした。

それを、小ぶりのどんぶりの中にあけ、中央にくぼみを作り、くぼみに卵黄を落とし、小口にカットしたネギをパラパラ。

そ上に残った担々麺のスープをかけかき込んだ。

タマゴの卵黄だけを使うとき、タマゴの殻で卵白を捨てる作業を行うが、いつも少し罪の意識に似た複雑な気分になる。

その日の午後、渓流で毛針をつかいフライフィッシングをする80歳代の老人と出会い、彼の話を聞いた。

彼の人生についての長い長い話を。

大抵、人が長い話をするときそれは自分の人生についての話だ。

そしてそれらはいつも退屈なもの・・・ではない。

永年、えり子と思っていた女性が本当はえりだと知ったのも、まだ台風16号が遠くに位置していた9月16日だった。

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[ 2017/09/17 17:46 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

例えば、「ゆで卵と目玉焼き」あるいは、「ゆで卵と玉子焼き」(HPとSZ序章)

例えば、

「ゆで卵と目玉焼き」あるいは、「ゆで卵と玉子焼き」

HPとSZの関係は、そんな感じかもしれない。

余談になるが、ゆで卵とアジシオの相性はいい。抜群に。

それは、スイカとアジシオの関係に近似している。


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[ 2017/09/14 19:18 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

you may

秋の夜長に「you may」。

むかし、木を切り倒してしまった老人も、

むかし、嘘をついた子供も、

あの日、鏡を叩き割った女も、

あの日、バットをへし折った男も、

秋の夜長に「you may」。

そして、名前を知った。

随分久しぶりに再会した「オリーブアナアキゾウムシ。」は、有名だった。

秋の夜長に「you may」。







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[ 2017/09/13 16:06 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

物干し竿が賑わってGWH

風呂上がりのバスタオルに小鳥の糞、

フンだけに憤慨なんて論外で、

案外、翌日の物干し竿が賑わってオーライ。

マットでもオッケーGWH。

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[ 2017/09/11 18:34 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

まぁるい手でミニたいやきを焼き、コンテストで優勝し、ニューヨークに出店

まぁるい手でミニたいやきを焼き、コンテストで優勝し、ニューヨークに出店することを決めた。

ビッグサイズの国アメリカに。

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[ 2017/09/10 18:34 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

軒先の傘と公園のブランコと・・・

昨日の雨とは似つかわしくないこの時期にしては強い日差しが、反射してキッチンの窓ガラス越しに明るい西日のように差し込んだ朝、

待っていたのはその日差しに似つかわしい大量の洗濯物だった。

軒先の傘、公園のブランコ、もう一つは・・・、「ダ・・・」思い出せないが、

まるでエンドレステープのように何度も何度も巡回していた、ガッと見開いた目に一人の男がシンクロする。

昨日の山の麓の竹のなか佇むように立っている楼と枯れ際の再び一本だけのひまわりがシンクロした。

太陽はまだ真上にはなかったが影は・・・。




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[ 2017/09/08 08:01 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)
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