~『けんたろう』のマイブログ~ TOP > 2017年04月

そしてクラヴィーアのBWV825とルジャンドル先生

 どうやら彼は、白い象の背で眠り込んでしまったようだ。

枕元からクラヴィーアのBWV825。

「あの時と同じだ・・・。」

シンクロ。

彼は、ルジャンドル先生と再会した。約1年振りに。

先生は唐突に、

「4が加わったが、元来4は存在していたし、5,7,9のグループではなく、4のグループに収まった。」

「つまりは、何もなかったに等しい。」

「4,5,7,9の数字が(4)、(5,7,9)、偶数と奇数とに上手く分かれている。実に美しいではないかね。」

「3105が、(5)を。つまり5は共通項。」

「そしてあなたが(1,3,9)を・・・。5はなくて当然じゃな。」

「残りは、異端児の(0)と偶数の(2,4,6,8)、偶然とは思えないほど最高の三角関係を成している。完璧だよ。」

そう言い終えると先生は、ティーカップにそっと手を伸ばし静かに口元に運び紅茶を啜った。

彼は、ポケットに忍ばせていた紙切れを先生に手渡した。

「P31(KUNI)コード 2016」

という文字の下に緑とオレンジに色分けされたバーコードようなものだった。

先生はそれを受け取るとおもむろに頭の上に載せてあった眼鏡を鼻の上に下ろして紙切れに視線を送った。

先生はすぐに顔を彼に向けた。

そして一言、

「ありがとう。ネーミングも最高だね。完璧だよ。」

と、やさしく彼にハナマルの微笑みを送った。

その間、クラヴィーアのBWV825はずっと流れていた。

気付くと彼は、寝室の布団の中にいた。

先生にボールパークの話をしてあげるのを忘れていたことを、ふと、彼は思い出した。

いや、もしかすると・・・

同時に彼は、何かを思い出していた。

先生は白い象でボールパークに移動していたのかもしれない。

そして、ボールパークにいたリトルリーグの子供たちに

「ファールラインは何本かね?」

ときっと尋ねた。

そう、昔、彼が、少年野球をやっていたころに野球場で見慣れないおじいさんに

「ファールラインは何本かね?」

と、尋ねられ、

「2本です。」

と帽子をとって毬栗頭で元気よく丁寧に答えたあの時のように・・・。

見慣れないおじいさんは、やさしく微笑んで、

まるで(「そうじゃ、3本目は必要ない」とでも言っているかのように)うんうんとゆっくりと頷いていたことを。

その時、白い象は、やっぱり炊飯器の陰に堂々と隠れていた。

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[ 2017/04/28 11:24 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

そして新童鰍

再会を果たしたといっても、RCとは4・22深夜JTが初対面で、

その日は、軽い自己紹介と社交辞令的なあいさつ程度で、実質初対面に等しいわけなのだが。

なぜ、RCに再会しに来たのかは、MCM-2であることが程なく分かった彼は、

「なるほど」

と、納得した。それは、「やっぱり」に近い納得だった。

その初対面に等しい再会の場で、RCのことがよく分かった。

その手助けをしてくれたのが馴染のというか既知のドクターとSG、二人の存在だった。

RCは、情熱的でエネルギッシュなドクターと、柔和でおっとりとして懐の深いSG、

この二人を足して二で割ったような、まさに二人の中間に存在していたからだ。

ドクターとSGそれぞれの良いところをを抽出して、

(その日の気分によってはと前置きをしておくが)

ドクターとSGそれぞれの「灰汁」になりそうな部分を取り除いたら完成したのがRCといった感じだ。

つまり、今日はドクターに会うには、あのテンションはちょっとキツイかな、

かと言って、SGに会うには、あの雰囲気はちょっと落ち着き過ぎて物足りない、

そんな日に会うには打って付けなのがRCで、日常的には最も会いたい日が多いのがRC、

というよりもそうでないと、彼の日常はバランスを崩した危ういものということになってしまうだろう。

これまでドクターとSGで賄われていた彼の日常の一部、その残りの大半をRCは賄える存在なのかもしれない。

大半というと言い過ぎかもしれない、今週は、ドクター、来週は、SGというローテーションが、

先々週はドクター、先週はRC、今週はSG、来週はRC・・・

といった具合かもしれない。

風貌的にも三者三様で、風貌的分布図の上に三人を置いてみるとちょうど正三角形を形成しそうだった。

そんなことを考えながら、白い象の背中に乗って帰宅くしていた彼は、

偶然、「新童鰍」を見かけることになった。

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[ 2017/04/27 11:33 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

そしてRC

「春支度」という言葉が存在するのかしないのか・・・おそらくは存在しないのだろうが、

とにかく春の訪れを前に、その準備のさらに前段階としての「冬支度」の解除とでも呼べばよいのかそんな雑事の合間に、

彼は、4・15JR42に玄関前から漂う餃子のにおいに思わずニューヨークでのセントルイスの途中ではあたっが、

栞を挟み読みかけの小説を閉じるかのように帰宅した続きをつまりは、

読みかけでしおりを挟んで閉じた小説を再び開くかのように、4・15JR42のニューヨークに戻りセントルイスの続きを・・・

とも思ったのだが、

結局は、4・22深夜JTに戻っていた。

まるでやわらかいボールがテーブルから落ちポン、ポン、ポンと弾みながら転がっていくように。

そこに意思の作用する余地のようなものはなかった。

もちろん、炊飯器の陰に堂々と隠れている白い象も一緒に。

そして、彼は、身体能力が高く守備範囲の広い、精悍で力強く柔軟さも兼ね備えたRCに再開を果たした。

「理想的なセンターフィールダーのようだ」

と彼は、思わずもらした。

まるでニューヨークのボールパークにいるかのように。



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[ 2017/04/25 10:07 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

そして立つ花2輪

大きな蘭、1000の中に銀と茂って立つ花2輪。

チョウセイ、タケゾウ、リュウシン。

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[ 2017/04/24 12:52 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

そして猫じゃらしのネコとノラ

朝から青い空が広がっていた。

彼は、2をクリアして3をオープンして、猫じゃらしのネコをそっと送り出してやった。

一方の猫じゃらしのネコの方はというと、興奮を抑えられない様子でバタバタと飛び出していった。

そして、風の強い晴天の下、ノラに出くわしある興味深い話を聞いた。

猫じゃらしのネコを送り出した彼は、午後のティータイムまでにエピソードの前後をきっちり五線の内に収めた。

もちろんキッチンでは、白い象が、炊飯器の陰に堂々と隠れていた。

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[ 2017/04/19 10:34 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

そしてドラゴンMTリュウシンとキャロットハウス

タケゾウがダイヤモンドで旗とサウンドロゴのその夜、

ドラゴンMTリュウシンもまたダイヤモンドで旗とサウンドロゴした。

もちろん、大乱戦で横丁にはキャロットハウスがにょっきりでまたまた旗とサウンドロゴした。

キャロットハウスのオーナーは、もちろんウサギでもウマでもなく、猫じゃらしのネコだった。

白い象は、やっぱり炊飯器の陰で堂々と隠れていた。




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[ 2017/04/18 11:37 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

そしてどぶくさいキュボロ

「どぶくさいキュボロ」といってもキュボロがどぶくさいという話ではない。

朝、目覚めた彼は、

「※@%#$*~どぶくさい!!

とハッキリと寝言を言っていたと妻に言われた。

とりわけ、「どぶくさい!!」は、明確に地力強く言ったと。

夢を見ていたという明確な記憶が彼にはあった。

夢の内容は曖昧ではあったが、

「※@%#$*~どぶくさい!!

という台詞の登場しそうな内容ではなかったような曖昧でいて、明確な自信が彼にはあった。

彼は、昨夜就寝前の出来事を思い出した。

洗面台の排水溝がどぶくさかった。

妻が下着を替えているとき、

「どぶくさい」

と言った彼に妻は、

「失礼な!」

と切り返す安っぽいコントのようなやり取りがあったのだ。

彼の頭の中にキュボロが完成した。

彼が「※@%#$*~どぶくさい!!」という台詞を言ったという内容の夢を見たのは妻だと・・・。

彼の頭の中のスロープトイを通り抜けたビー玉が見事に穴に入り、

達成感を示す旗が立ち上がり、例のサウンドロゴが達成感を祝福した。

猫は、今日も飽きることなく猫じゃらしに踊らされる。

そう言えば今日、星だったタケゾウがダイヤモンドになった。

その時再び旗が立ち上がり例のサウンドロゴが彼を祝福した。

こいつも正に大乱戦。






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[ 2017/04/17 10:40 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

そしてフランキーとガイガン、おまけにグッドな直政

夕刻、ハリウッドへ行ったフランキーの横にはあの白い象があった。

「まさかこれでここに・・・⁉」

場所もさることながら、フランキーをもっと驚かせたのは、「いつ」という時間的な事柄の方だった。

なぜなら、すぐにそこがフランキーには、1980年代だと分かったからだ。

フランキーの耳の中でモゾモゾ、ムズムズとしつこいくらいに居座り続け、

何か起こりそうな期待感を煽るような特徴的なリズムが単調にリフレーンしていた。

そのリズムは、記憶の扉をノックするどころか、扉の前の表札も見ないで、そこに扉すらなかったかのように一気に記憶の中枢にまで飛び込んでいたのだ。

「リラックスしようぜ」

と言ったのは、確かにガイガンだった。

その時、

「よしなっ!ガイガン!!」

と言ったのは、・・・確か、プレジャードーム・・・

翌朝、彼の家に転がり込んできたのはグッドな直政だった。

こいつは正に大乱戦。

そして彼は、先刻完璧にやり過ごした雨をあざ笑うかのように洗濯物を日差しの下に復帰させた。

何事もなかったかのように。

そして、白い象もまた炊飯器の陰に堂々と隠れていた。

何事もなかったかのように。

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[ 2017/04/15 11:06 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

そしてホンマと白い象の登場

 秘境から戻った彼は、家中の窓を開け新鮮な空気を取り込み、ビールを飲み干すとその日は早々に床に就いた。

床に就いた彼は、枕元の釦を押した。

すると、ホンマが現れた。

「そうか今日は木曜日だった」と彼は思った。

ホンマは、もしも、この世に木曜という曜日以外の曜日が存在しないとしたなら、

毎晩・・・つまり夜な夜な彼の枕元に登場することになるもので、

つまりは、毎週木曜日に登場するということなのだが、

そのことが木曜日という俗語以上にホンマという言葉が彼に曜日を認識させているわけだ。

ホンマは、実に律儀で毎週木曜日、それもきっかり22時に現れて25時前には消えるのだ。

例え彼が起きていようとそうでなかろう、勝手にその時間になると消えていなくなるのだ。

だから見送る必要もないわけで。

22時きっかりに現れて消えるまでホンマは、ボソボソと「眠りの呪文」を唱え続けるわけだ。

ほんとに律儀なやつだ。

秘境帰りにビールを飲んで床に就いた昨夜は、

ホンマの呪文を聴いたか聴いてないのかさえ分からないくらい早く彼は、安物の少し草臥れたマットレスに深く沈んでいった。

翌朝、目覚めた彼はキッチンで不思議なものに遭遇した。

それは炊飯器の陰に隠れるようにしていた。

と、いってもサイズが炊飯器よりも小さかっただけで、結構、堂々とした圧倒的なポージングでそこにいたのだが。

炊飯器の陰にいたのは・・・「白い象」だった。

彼が驚くのも無理はない。炊飯器の陰にいたのだから。

これが、冷蔵庫の裏にいても彼はさほど驚かなかったかもしれないし、

冷蔵庫の扉を開けたときに、そこにその白い象の大群がびっしり詰まっていたとしてもそうだったに違いない。

白い象のサイズは、モルモットよりは明確に大きいが、ウサギよりは明確に小さく何とも中途半端な大きさで、

全体的な色は、圧倒的に白なのだが、若干丸みを帯びた背中の頂の部分は、頭からお尻まで透明だった。

全体的な質感は無機質な感じなのだが、その態度は生々しい躍動感を醸していた。

鼻を堂々と持ち上げて、実に立派な威厳のようなものと存在感を示していた。

鼻は、大きく長いが地面に対して横方向に薄い。

つまり、ドローンで上空から撮影すると細く見え、地上からのアングルで撮影すると平面に見える。

その鼻を、鼻の下面を上空40度、上面を上空50度位の角度に持ち上げ、

さらに先端に向かって全体を反り返らせていて、反り立っているとう表現がぴったりかもしれない。

この象に眼はなく、鼻とともに象の特徴的なものとされる大きな耳もなかった。

この白い象を見た彼は、目を擦りながら、夢でも見ているのだろうか、

それとも自分はまだ秘境にその身を置いているのだろうかと思った。

ちなみに、彼の自宅の炊飯器は確かに象印社製のものだが、そういった駄洒落のレベルの話ではない。



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[ 2017/04/14 15:36 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

そしてコロナのこと

彼は、秘境から戻ると閉め切られていた家中の窓という窓のすべてを開け放した。

途端に外で吹き荒れていた春の強風が、堰を切ったように家に飛び込んできたと思うとあっという間に吹き抜けていった。

そう言えば、、秘境でコロナの姿を見かけることはとうとうなかったな。

どうやら、出発に間に合わなかったようだ。

コロナが、まるで予期せぬことでも起こったかのように慌てふためいてバタバタと出掛けた様子や、

程なく肩を落としとぼとぼと家に戻った姿が、リアルに浮かぶから可笑しなものだ。

きっとコロナは、命の次に大切なハットも忘れていたに違いない。

まったくコロナとは、そういう奴なのだから・・・

と思いながら、彼は冷蔵庫から冷えたビールを取り出して、窓の下に停めてある古ぼけたコロナに目をやった。

秘境帰りのビールは、新鮮な空気同様に格別だった。

飲み干したビール瓶のラベルは、もちろん・・・コ・ロ・ナ。




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[ 2017/04/13 17:50 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

(改題)そして秘境 (旧題)読書と秘境と音楽と

彼は、春と呼ぶにはまだ少しばかり空気の冷たい窓辺の椅子に座り、いくぶん春の気配を含むレースのカーテン越しの日差しを頼りに読書した。音楽を聴きながら・・・。

 そして、彼は、レーズン入りのパンを腹に詰め込みコーヒーを飲み干し、静かに秘境探索へと旅だった。

それが10時に始まることを知っていたかのように・・・。

※この記事のタイトルは、2017年4月14日に
(旧題)読書と秘境と音楽と から
(改題)そして秘境 に 改題いたしました。 筆者



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[ 2017/04/13 10:14 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

ひふみ

土霧、ドアる、琴は、ドアる。

ひふみ、これで十分。

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[ 2017/04/12 20:02 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

「おおかみ魔王」と「おやすみ鳥」

「朝だっーー!!」

叫び声がしたのは、23時前。完全に夜だった。

「また、おおかみ魔王か。」

僕らは、言葉には出さなかったがきっと同じ心の声を発し互いに顔を見合わせた。

「おおかみオヤジ」、かrつては「オオカミ少年」をもじってそう呼ばれていた時期もあったが、

最近では「おおかみ魔王」と呼ぶ人が殆どになった。親父から魔王に・・・昇格みたいなものだろう。

数年前から夜に「朝だっーー!!」と叫びながらこの界隈を徘徊する輩が出没するようになった。

その「おおかみ魔王」がよりよって昨夜現れるとは。

昨夜は、夜だというのに実に久しぶりに紅い鳥が飛来し、その見事な囀りを披露し、僕らはそれを堪能しているところだったのだ。

紅い鳥の囀りときたら極上で、それゆえに紅い鳥が飛来して囀りを始めると、

紅い鳥の囀りを真似ようとその他の多くの鳥たちが紅い「鳥擬き」と化して一斉に囀り始めるほどで、

それは鳥たちに夜であることさえ忘れさせてしまうほどなのだ。

だから、僕らも無数の紅い鳥擬きの囀りの中から本物の紅い鳥の囀りを聴き分けようとより一層の覚醒を求められるわけで、

昨夜も紅い鳥の飛来から数時間かけ覚醒と聴き分けを続け、

その間には紅い鳥擬きたちの「やっぱりかなわい」という諦めからのフェードアウトもあり、

やっと本物の紅い鳥の独唱に辿り着いた。

そんな矢先の「おおかみ魔王」の叫びだった。

当然、紅い鳥が最後まで独唱したのかも、いつ飛び去ってしまったのかさえはっきりしないありさまで・・・

そんな悶々としたものを抱えたまま僕らは布団に潜り込んだ。

そのときである、僕らの枕元から鳥の囀りが聴こえてきた。

一羽で、初めて聴く。

とても優しくてやわらかい囀りだった。枕元のランタンの灯りのようにほんわりとしていた。

紅い鳥の囀りとはタイプは違うが、また極上の囀りだった。

僕らはランタンの灯りを消して、そっと目を閉じた。

暗闇の中でその声は僕らを包み込んだ。

そして、紅い鳥のこともおおかみ魔王のことも、どこか遠くのずっと昔の外界の出来事だったかのようにやがて僕らを安眠させた。

昨夜、僕の「百鳴鳥帳」に一羽の新鳴鳥が加筆された。

鳥名:おやすみ鳥(ララバイバード) 
特徴:花柄のからだと果実のような鶏冠を持ち、子守歌を唄うように囀る。





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[ 2017/04/11 16:41 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

Born To Blue

タワー高度-400、3704。ダイブ!!

2017.04.09

ターゲット、アバウト、トゥーマンス。



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[ 2017/04/10 18:07 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

スヌキマノシ ~もしもパンダがここにいたならきっとよろこんだに違いない~

 2017年4月9日 正午。

満開のサーモンピンクに舞ったのは笹の葉。

竹トンボは、山葵色、はじけたゴムは、小豆色。

もしもパンダがここにいたならきっとよろこんだに違いない。

スヌキマノシはジュウノヤマ。



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[ 2017/04/09 14:20 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

「舟乗りは、舟を漕がない(漕がなくなる)」という言葉

 ある国だったか、地方だったかに「舟乗りは、舟を漕がない(漕がなくなる)」

という言葉があるという話を聞いたことがある。

という書き出しを読むと、その言葉についての説明が始まりそうだと予感あるいは期待するものだが説明はしない。

この言葉には、

「舟乗りは、飲んでも飲まれない」 や 「舟乗りは、丘に上がって舟を漕ぐ」

などといった類語も存在するということを紹介して終わることにしよう。





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[ 2017/04/08 09:19 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

「女優・I川H」と僕の関係についての告白

 唐突に過ぎるかもしれないが、「女優・I川H」と僕の関係と僕の関係について告白したいと思う。

もし、芸能人や女優さんの認知度にA級やB級といった格付けのようなものが存在するなら、

「女優・I川H」は、A級に属するに違いない。

そんな「女優・I川H」と僕は、特別な関係にあるようだ。

僕といっても、一般男性としての僕ではなく、僕の脳と「女優・I川H」ということになるのだが。

 既にA級と述べたように彼女の世間における認知度は、高いわけで、

どんなドラマにどんな役柄で出演し、共演者が誰でドラマ上どんな続柄か、

どんなCMに出演しているかなどといった彼女に関するデータのようなものは永続的に僕の脳にのこっているのだが、

どういうわけか、数週間から数か月経つと「女優・I川H」という名前が僕の脳から姿を消してしまうのだ。

先に書いたような女優としての彼女のキャリアの一部や顔などは明確に僕の脳の中に存在しているのにである。

例えば、偶然、彼女が何らかの事故や事件を起こし、たまたまその場に僕が居合わせてその目撃者になったとしよう。

もし僕に絵心さえあれば精度99.9%以上の似顔絵を書けるだろうし、

ドラマでよくある似顔絵の上手い警察官に尋ねられば、これもまた精度の高い情報を提供できるし、モンタージュの作成にも高精度の協力が可能なはずだ。

ほぼ写真並みの再現ができるくらいに顔も覚えているということだ。

しかしである、「女優・I川H」という名前だけは一定期間以上経過すると忽然と消息不明になってしまうのだ。

TVなどを見ていて「この人、誰かに似てる」などと妻と話しているときに、

すでに「女優・I川H」の顔や一部のキャリアは、僕の脳に鮮明に浮かんでいるわけだが、「女優・I川H」という名前が出てこない。

そこでいつも妻に「○○のドラマでXXの奥さん役だった」とか「△△のCMの人」と伝えて「女優・I川H」という名前に辿り着くといいた具合だ。

そいうことを何度か繰り返しているうちにこの特別な関係に気付いたわけだ。

「女優・I川H」の文字が特別に難しいというわけでもなく、「女優・I川H」と書けと言われれば何の苦労もなく書ける。

いわゆる朝飯前のことで。

ではなぜ、僕の脳から「女優・I川H」は一定期間経過すると消え去ってしまうのだろう。

僕の脳ミソの底が「I川H」という形の目をした笊状になっていて、そこから抜け落ちてしまうのか、

それとも僕の脳ミソは氷で出来ていて、「I川H」は、真っ赤になるくらい熱せられた鉄で、

僕の脳ミソを徐々に溶かし、「I川H」という穴を残し抜け落ちてしまうのか・・・

いずれにせよ、また数週間から数か月経つと、僕は妻に「○○のドラマでXXの奥さん役だった」とか「△△のCMの人」と伝えて「女優・I川H」という名前に辿り着くに違いない。

僕が「I川H」という名前を脳の中で探すとき、

間髪入れず違うと脳は判断を下すのだが、いつも決まって「H上M」という名前が出てくる。

「H上M」に関しては、そのキャリアの一部もほぼほぼ知らず、顔もなんとなく覚えている程度なのだが、「H上M」という名前だけはくっきりと永続的に僕の脳に存在しているようなのだ。

これも何故だか今もって不明。

ちなみにAmazonさんで「I川H」と検索すると(↓)が最初に表示された。



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[ 2017/04/07 19:28 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

「課長、ふぅゲッツ」

僕は、課長補佐の地位を守ろうと頑張ってきたわけだが、4月に課長昇進の辞令が発布されたわけで。

当然のことながら、同僚、部下、家族、友人知人・・・周囲は祝賀ムードになるわけで。

思わず「課長、ふぅゲッツ」とためいきをもらしたわけで。

もう一度、課長補佐返り咲きを誓ったわけだ。

翌日、辞表を提出した僕は、その日の午後には新しい職場で励んでいたわけで。

課長補佐返り咲きを目指して。




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[ 2017/04/06 19:31 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

シンボウの鬼ごっこ

シンボウと鬼ごっこ。

もちろん、鬼はシンボウさ。

硝子天井の下で。

捕まった子は、肩車されて鬼ごっこ。

もちろん、シンボウに肩車されてさ。

僕は、時折眺めるさ。

硝子天井越しにさ。

もちろん、シンボウの鬼ごっこを。

でも、ほんとうはシンボウは鬼ごっこなんかしてないのさ。

みんなが勝手に・・・。





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[ 2017/04/03 17:38 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

89-1000X 2017。

所詮、「ソウメイの閃き」に端を発したヨウカイブツの春宴は、

「大阪ニラレバ息子」、「コウちゃんとカップ麺」と順調に進み終焉を迎えた。

永く居座る冬に阻まれている桜の開花を前に。

ただ黒い丸い蓋を回し、開封(あけ)たてのインスタントコーヒーのかぐわしさに鼻を刺激され、

アモブレを齧ることから始まった一日・・・そう、今日は「エイプリルフール」。

89-1000X 2017。

おっと、いけない。忘れるところでした、

(追伸)まさみちゃん江、「は?」。









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[ 2017/04/01 16:43 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)
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