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謎の貼り紙を残し忽然と姿を消した二人・・・

事業のことで思い悩むことが多くなっていたころの話だ。

二人の知人にアドバイスをもらおうと事前に電話で面会を申し込んでいたのだが、

約束の当日、先方を訪れたところ、二人とも留守だった。

急用のできることもよくある話で、たまたま同時にそうなったとしても偶然の賜物と理解も出来るのだが、

その日、双方の玄関に全く同じことが書かれた紙が貼られていた。

「我等留守」

という、漢字四文字が書かれていた。

帰宅後、二人に連絡を取り続けてみたが音信不通の状態は続いた。

一人は、昭和気質の堅物な開業医、もう一人は、フリーランスのIT技術者。

開業医の方は、いかにも「我等留守」という貼り紙が似合うが、

まだ若いIT技術者の方は、髪形やその色、服装、どれをとっても「我等留守」という貼り紙とは馴染まない。

二人の共通点を敢えてさがせば、私同様、傍目には決して事業がうまくいっているようには見えないのだが、

私のように窮している様子は微塵もないということだった。

「そう言えば・・・、二人とも同じようなことを言っていたよな・・・」

私はふと居酒屋でのやり取りを思い出していた。2か月ほど前のことだっただろうか・・・。

「そうか、そういうことだったのか。」

その時、玄関のチャイムが鳴った。



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[ 2017/03/09 13:59 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)
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