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そしてフランキーとガイガン、おまけにグッドな直政

夕刻、ハリウッドへ行ったフランキーの横にはあの白い象があった。

「まさかこれでここに・・・⁉」

場所もさることながら、フランキーをもっと驚かせたのは、「いつ」という時間的な事柄の方だった。

なぜなら、すぐにそこがフランキーには、1980年代だと分かったからだ。

フランキーの耳の中でモゾモゾ、ムズムズとしつこいくらいに居座り続け、

何か起こりそうな期待感を煽るような特徴的なリズムが単調にリフレーンしていた。

そのリズムは、記憶の扉をノックするどころか、扉の前の表札も見ないで、そこに扉すらなかったかのように一気に記憶の中枢にまで飛び込んでいたのだ。

「リラックスしようぜ」

と言ったのは、確かにガイガンだった。

その時、

「よしなっ!ガイガン!!」

と言ったのは、・・・確か、プレジャードーム・・・

翌朝、彼の家に転がり込んできたのはグッドな直政だった。

こいつは正に大乱戦。

そして彼は、先刻完璧にやり過ごした雨をあざ笑うかのように洗濯物を日差しの下に復帰させた。

何事もなかったかのように。

そして、白い象もまた炊飯器の陰に堂々と隠れていた。

何事もなかったかのように。

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[ 2017/04/15 11:06 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)
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