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「おおかみ魔王」と「おやすみ鳥」

「朝だっーー!!」

叫び声がしたのは、23時前。完全に夜だった。

「また、おおかみ魔王か。」

僕らは、言葉には出さなかったがきっと同じ心の声を発し互いに顔を見合わせた。

「おおかみオヤジ」、かrつては「オオカミ少年」をもじってそう呼ばれていた時期もあったが、

最近では「おおかみ魔王」と呼ぶ人が殆どになった。親父から魔王に・・・昇格みたいなものだろう。

数年前から夜に「朝だっーー!!」と叫びながらこの界隈を徘徊する輩が出没するようになった。

その「おおかみ魔王」がよりよって昨夜現れるとは。

昨夜は、夜だというのに実に久しぶりに紅い鳥が飛来し、その見事な囀りを披露し、僕らはそれを堪能しているところだったのだ。

紅い鳥の囀りときたら極上で、それゆえに紅い鳥が飛来して囀りを始めると、

紅い鳥の囀りを真似ようとその他の多くの鳥たちが紅い「鳥擬き」と化して一斉に囀り始めるほどで、

それは鳥たちに夜であることさえ忘れさせてしまうほどなのだ。

だから、僕らも無数の紅い鳥擬きの囀りの中から本物の紅い鳥の囀りを聴き分けようとより一層の覚醒を求められるわけで、

昨夜も紅い鳥の飛来から数時間かけ覚醒と聴き分けを続け、

その間には紅い鳥擬きたちの「やっぱりかなわい」という諦めからのフェードアウトもあり、

やっと本物の紅い鳥の独唱に辿り着いた。

そんな矢先の「おおかみ魔王」の叫びだった。

当然、紅い鳥が最後まで独唱したのかも、いつ飛び去ってしまったのかさえはっきりしないありさまで・・・

そんな悶々としたものを抱えたまま僕らは布団に潜り込んだ。

そのときである、僕らの枕元から鳥の囀りが聴こえてきた。

一羽で、初めて聴く。

とても優しくてやわらかい囀りだった。枕元のランタンの灯りのようにほんわりとしていた。

紅い鳥の囀りとはタイプは違うが、また極上の囀りだった。

僕らはランタンの灯りを消して、そっと目を閉じた。

暗闇の中でその声は僕らを包み込んだ。

そして、紅い鳥のこともおおかみ魔王のことも、どこか遠くのずっと昔の外界の出来事だったかのようにやがて僕らを安眠させた。

昨夜、僕の「百鳴鳥帳」に一羽の新鳴鳥が加筆された。

鳥名:おやすみ鳥(ララバイバード) 
特徴:花柄のからだと果実のような鶏冠を持ち、子守歌を唄うように囀る。





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[ 2017/04/11 16:41 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

Born To Blue

タワー高度-400、3704。ダイブ!!

2017.04.09

ターゲット、アバウト、トゥーマンス。



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[ 2017/04/10 18:07 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

スヌキマノシ ~もしもパンダがここにいたならきっとよろこんだに違いない~

 2017年4月9日 正午。

満開のサーモンピンクに舞ったのは笹の葉。

竹トンボは、山葵色、はじけたゴムは、小豆色。

もしもパンダがここにいたならきっとよろこんだに違いない。

スヌキマノシはジュウノヤマ。



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[ 2017/04/09 14:20 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

「舟乗りは、舟を漕がない(漕がなくなる)」という言葉

 ある国だったか、地方だったかに「舟乗りは、舟を漕がない(漕がなくなる)」

という言葉があるという話を聞いたことがある。

という書き出しを読むと、その言葉についての説明が始まりそうだと予感あるいは期待するものだが説明はしない。

この言葉には、

「舟乗りは、飲んでも飲まれない」 や 「舟乗りは、丘に上がって舟を漕ぐ」

などといった類語も存在するということを紹介して終わることにしよう。





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[ 2017/04/08 09:19 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

「女優・I川H」と僕の関係についての告白

 唐突に過ぎるかもしれないが、「女優・I川H」と僕の関係と僕の関係について告白したいと思う。

もし、芸能人や女優さんの認知度にA級やB級といった格付けのようなものが存在するなら、

「女優・I川H」は、A級に属するに違いない。

そんな「女優・I川H」と僕は、特別な関係にあるようだ。

僕といっても、一般男性としての僕ではなく、僕の脳と「女優・I川H」ということになるのだが。

 既にA級と述べたように彼女の世間における認知度は、高いわけで、

どんなドラマにどんな役柄で出演し、共演者が誰でドラマ上どんな続柄か、

どんなCMに出演しているかなどといった彼女に関するデータのようなものは永続的に僕の脳にのこっているのだが、

どういうわけか、数週間から数か月経つと「女優・I川H」という名前が僕の脳から姿を消してしまうのだ。

先に書いたような女優としての彼女のキャリアの一部や顔などは明確に僕の脳の中に存在しているのにである。

例えば、偶然、彼女が何らかの事故や事件を起こし、たまたまその場に僕が居合わせてその目撃者になったとしよう。

もし僕に絵心さえあれば精度99.9%以上の似顔絵を書けるだろうし、

ドラマでよくある似顔絵の上手い警察官に尋ねられば、これもまた精度の高い情報を提供できるし、モンタージュの作成にも高精度の協力が可能なはずだ。

ほぼ写真並みの再現ができるくらいに顔も覚えているということだ。

しかしである、「女優・I川H」という名前だけは一定期間以上経過すると忽然と消息不明になってしまうのだ。

TVなどを見ていて「この人、誰かに似てる」などと妻と話しているときに、

すでに「女優・I川H」の顔や一部のキャリアは、僕の脳に鮮明に浮かんでいるわけだが、「女優・I川H」という名前が出てこない。

そこでいつも妻に「○○のドラマでXXの奥さん役だった」とか「△△のCMの人」と伝えて「女優・I川H」という名前に辿り着くといいた具合だ。

そいうことを何度か繰り返しているうちにこの特別な関係に気付いたわけだ。

「女優・I川H」の文字が特別に難しいというわけでもなく、「女優・I川H」と書けと言われれば何の苦労もなく書ける。

いわゆる朝飯前のことで。

ではなぜ、僕の脳から「女優・I川H」は一定期間経過すると消え去ってしまうのだろう。

僕の脳ミソの底が「I川H」という形の目をした笊状になっていて、そこから抜け落ちてしまうのか、

それとも僕の脳ミソは氷で出来ていて、「I川H」は、真っ赤になるくらい熱せられた鉄で、

僕の脳ミソを徐々に溶かし、「I川H」という穴を残し抜け落ちてしまうのか・・・

いずれにせよ、また数週間から数か月経つと、僕は妻に「○○のドラマでXXの奥さん役だった」とか「△△のCMの人」と伝えて「女優・I川H」という名前に辿り着くに違いない。

僕が「I川H」という名前を脳の中で探すとき、

間髪入れず違うと脳は判断を下すのだが、いつも決まって「H上M」という名前が出てくる。

「H上M」に関しては、そのキャリアの一部もほぼほぼ知らず、顔もなんとなく覚えている程度なのだが、「H上M」という名前だけはくっきりと永続的に僕の脳に存在しているようなのだ。

これも何故だか今もって不明。

ちなみにAmazonさんで「I川H」と検索すると(↓)が最初に表示された。



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[ 2017/04/07 19:28 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

「課長、ふぅゲッツ」

僕は、課長補佐の地位を守ろうと頑張ってきたわけだが、4月に課長昇進の辞令が発布されたわけで。

当然のことながら、同僚、部下、家族、友人知人・・・周囲は祝賀ムードになるわけで。

思わず「課長、ふぅゲッツ」とためいきをもらしたわけで。

もう一度、課長補佐返り咲きを誓ったわけだ。

翌日、辞表を提出した僕は、その日の午後には新しい職場で励んでいたわけで。

課長補佐返り咲きを目指して。




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[ 2017/04/06 19:31 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

シンボウの鬼ごっこ

シンボウと鬼ごっこ。

もちろん、鬼はシンボウさ。

硝子天井の下で。

捕まった子は、肩車されて鬼ごっこ。

もちろん、シンボウに肩車されてさ。

僕は、時折眺めるさ。

硝子天井越しにさ。

もちろん、シンボウの鬼ごっこを。

でも、ほんとうはシンボウは鬼ごっこなんかしてないのさ。

みんなが勝手に・・・。





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[ 2017/04/03 17:38 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

89-1000X 2017。

所詮、「ソウメイの閃き」に端を発したヨウカイブツの春宴は、

「大阪ニラレバ息子」、「コウちゃんとカップ麺」と順調に進み終焉を迎えた。

永く居座る冬に阻まれている桜の開花を前に。

ただ黒い丸い蓋を回し、開封(あけ)たてのインスタントコーヒーのかぐわしさに鼻を刺激され、

アモブレを齧ることから始まった一日・・・そう、今日は「エイプリルフール」。

89-1000X 2017。

おっと、いけない。忘れるところでした、

(追伸)まさみちゃん江、「は?」。









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[ 2017/04/01 16:43 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

コウちゃんとカップ麺

コウちゃんの顔を見ると、無性にカップ麺が食べたくなるのはなんでだろう。

それが朝だろうとただ無性にカップ麺が食べたくなるから不思議だ。

そういえば、ドンガメエイティーはどうしただろう。


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[ 2017/03/28 10:25 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)

GEN1000(未完成)

起点:M(orE)は確定。属性の識別。 (B-1)

M(orE)⇒S 特徴の認識と選択の開始。(B-2)

S⇒H&M、T 関連性①の誕生。異なる特徴の認識と受け入れ。(B-3)

H&M、T⇒Y、N&K 進行過程の基礎。関連性②の誕生。第1原子N。第2原子K。接点M。

期待値M、YからS、H偶発。 H(K)を認識。MはH&M、HはSとNと推測。

異次元のM(後にMも)認識。H(K)からと推測。

N現象、K現象混在。








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[ 2017/03/27 15:22 ] 散文集 | TB(0) | CM(0)
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